柳川たみ

絵と詩を書いています。「無文芸」という詩の冊子を作っています。

2020-01-01から1年間の記事一覧

【市民農園】秋の農園にむけて

今年の4月から、市営の市民農園をかりています。 春夏にかけて、たくさんの野菜を作ってきました。 農作物を作るのは、これまではしたことがありませんでしたが、今は その経緯はおいおい書きます。 昨日今日と、秋と冬ための畑仕事をしてきました。 この写…

詩2020.9.15/不協和音

不協和音 ひび割れから 漏れる光 どこかで 流される血 切り刻み 切断し 悲鳴があがり それでいて なぜか懐かしい

詩2020.9.14/素直

素直になること 正直になり 防具をとり裸になり 生贄に身をささげる その先は知らない

枝とハンドサイン

20200329詩

駅を出たら 霧雨が浮かぶように降っていて 家路 という言葉を思いながら 駅のロータリーを横切ると 霧雨は星座のような形を 夜闇の中に描いていて その星座の中を私は 帰っていった

20200326詩

濃い灰色の 凹凸のある地面が見える ほのぐらく 浮かび上がってくるよう (あの濃い灰色は 誰か、男の人のセーターの色だ) 昼に見た池の底だろうか? 凹凸は魚になって ゆっくりと泳いでいる 「現実界」について考えていた昼の事だ