たまに 心がとても平静なときに ときどき 見渡す限りなにもない 灰色のコンクリートの台地を 歩いているような気分になる 体温とおなじ温度ほどの微風が 肌をなでていくが 熱くも冷たくもなく ほとんどなにも感じない コンクリートが溶けて 私の形を呑み込ん…
石の間を 流れるひとすじの血 錬金術の 沸騰した水銀が 流れ落ちて溜まりをつくり 聴こえない領域の音をたてる 夕暮れの沈黙の中 --------------------- 詩になっていないかも。
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